生徒の声
精神科医 医学博士 蟹江絢子
ジャクササイズをしていると、「脳の刺激」になっていることを感じます。「脳を刺激すること」は認知症を予防したりアンチエイジングに重要だとされています。 ジャグリングは、左右対称にボールを投げますが、利き腕でない方の動きは難しく感じます。 それはいつも使っていない脳の刺激になっている証拠です。 また、ボールを操る事は、指先の感覚を使い、視野を広くしたり視線を切り替えたりといったことが必要になり視 覚への刺激になります。実際に、英オックスフォードの研究では、ジャグリングを練習すると、 感覚と運動の協調や視覚的注意を司るとされている頭頂間溝の白質が増大したと報告しています。 GO さんが考案したジャグササイズは、一つのボールを操りながら、上肢や下肢や体幹を動かす運動を、リズム に合わせて行うというもので、若い方から年齢を重ねた人まで自分なりのレベルで楽しみながらエクササイズ出 来、達成感を得られます。 ブレイン・ステップという運動は、「あるカウントのときには、その動きはしない」というもので集中力や反射神経が 鍛えられるように感じます。 コミュニケーションというプログラムは、2 人 1 組でボールを使って、「あなた、わたし」などと声を掛け合いながら ボールを投げる運動で、体を使いながらそれらをすることで心もほぐれ自然と笑顔になるという効果もあるように 思います。 アンチエイジングにジャグササイズを取り入れてみてはいかがでしょう。 |